紀州犬パフェで味わう上富田の夏
夏の暑さを吹き飛ばす、ひと口で笑顔になれるスイーツって何?
訪れたのは和歌山県上富田町南紀の台にある観音山フルーツカフェ 南紀の台店。店先に広がる緑豊かな果樹園と、遠くに見える紀の川のせせらぎが、訪れる人々にさっぱりとした期待感を与える。
店長の児玉芳典さんは、「地元の果物をそのまま味わってもらいたい」と語り、季節ごとに変わるフルーツパフェを開発し続けている。その中でも今春に登場した「紀州犬と観音山いちご農園パフェ」は、県産イチゴ「まりひめ」を7〜8粒ふんだんに使い、底と側面にイチゴを敷き詰めたビジュアルがインスタグラムで話題となった。
パフェの構成は、まず底に新鮮ないちごのコンポート、その上に濃厚なピスタチオアイスといちごアイスを層状に重ね、さらに中には自家製のいちごシャーベットが忍ばせられている。トップには、白チョコレートで形作られた紀州犬のシルエットと、実際のいちごで作った花びら飾りが乗り、見た目にも愛らしさがあふれる。
実際に訪れたインスタグラマーあさとさんは、「ボリューム満点でもペロッと食べちゃった!ピスタチオアイスがめちゃめちゃ美味しかった」とコメントし、甘酸っぱいいちごとナッティーなピスタチオのハーモニーに驚きを隠せなかった。店員さんからは、「ピスタチオは地元の農家さんが丹精込めて育てたものを使っているので、風味が際立つ」と聞き、素材へのこだわりが伝わってきた。
さらに興味深いのは、カフェのすぐ横にある観音山フルーツガーデンで飼われている本物の紀州犬・次郎くん。朝の開店前に散歩させると、おやつを求めて尾を振って近寄ってくる姿が、訪れるお客様の笑顔を呼ぶ。次郎くんと触れ合える時間は、パフェを待つ間のひとときとして大人気だ。
観音山フルーツカフェは、紀州犬パフェをきっかけに、地域の果物農家と連携した「フルーツフェスティバル」や、紀州犬の保護活動を支援するチャリティイベントも開催。夏期間限定で桃やぶどうを使ったパフェも登場し、季節ごとに訪れる楽しみが増えている。地元の小中学校からは食育の現場学習として見学ツアーが組まれ、子どもたちにも「地元の誇り」を感じてもらっているそうだ。
今週末は、上富田町へ足を伸ばして観音山フルーツカフェの紀州犬パフェを味わってみてはどうだろうか。甘酸っぱいいちごと香ばしいピスタチオ、そして紀州犬の愛らしい姿が、夏の思い出にぴったりの一皿を提供してくれる。詳細や営業時間は、公式サイトやSNSでチェックして、ぜひ訪れてみてほしい。